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ビジネス英語の検定制度 アーカイブ

2007年3月 8日

ビジネス英語の検定制度

ビジネス英語の力を計り、対外的に証明する手段として、英検を始め、TOECTOEFL等が有名ですが、ビジネス英語そのものの名称を使っているものに、日商ビジネス英語検定(日本商工会議所)があります。

英語の検定制度それぞれの概要をは次のとおりです。


実用英語検定(英検) 
英検では「聞く・話す・読む・書く」の4技能を正確に計るため、一次試験で筆記試験とリスニングテストを実施し、二次試験で面接形式によるスピーキングテストを実施します。4級と5級は一次試験だけで合否を判定し、1級~3級では一次試験を合格した後で二次試験を受験し、その二次試験で合否が判定されます。英検の級は1、準1、2、準2、3、4、5級です。


TOEIC 
TOEIC(トーイック)とは Test of English for International Communication の略称です。
 英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストで、約60ヶ国で実施されています。
 特徴は、英検と違い合否ではなく10点から990点まで点数で評価されます。また、評価の基準は常に一定なので、受験者の能力に変化がない限り点数も同水準となります。したがって正確な英語能力、を計るのに最適であるといえます。
 リスニング(聞く)、リーディング(読む)という受動的能力の測定により、スピーキング(話す)、ライティング(書く)能力も含めた、英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できる設計となっています。


TOEFL 
TOEFL(トーフル)とはTest Of English as a Foreign Languageの略称です。
TOEFLテストは世界中で毎年約80万人が受験しています。英語運用能力テストのリーダー的存在と言われています。40年間にわたって信頼性が高く客観的、正確なテストとして活用されてきました。
アカデミックな英語によるコミュニケーション能力を測定する実践的なテストとして位置付けられています。
 試験方法は複数あり、現在日本ではインターネット版TOEFLペーパー版TOEFLとあります。
インターネット版TOEFLでは「聞く・話す・読む・書く」の英語運用能力の4技能について試験を実施し、合計で0~120点の点数により評価されます。ペーパー版TOEFLではマークシートにより、310~677点で評価されます。
 試験方法により点数、計る能力が異なるのも英検TOEIC等他にはない特徴といえるでしょう。

日商ビジネス英語検定
日商ビジネス英語検定は、英語の文章で自分が意図したことを相手に正確に分かりやすく書き伝えられる能力を重視しています。企業で日常的に使用する英語のビジネス文書の作成、海外取引に関する実務的な内容について、具体的な場面設定に基づき出題されるので、ビジネスで求められる英語力の養成として最適な試験です。
1、2、3級とあり、2級、3級は、試験の施行から採点、合否判定までをインターネットを介して行う「ネット検定試験」として、全国の試験会場で随時に施行することができます。
1級は、統一試験としており、試験の実施、答案の回収をインターネットで行い、採点は複数の専門家による中央採点を行います。

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